【B1環境】2月初旬メタゲームレポート
どうも、haruです。B1環境の幕開けから早くも10日がすぎました。ここまでのメタゲームの遷移をざっと振り返ってみたいと思います。
なお、筆者の主観も大いに含まれることはご了承ください。
最初期
B1解禁してすぐは新しいコンセプトを試したり、事前評価との答え合わせといった内容のデッキが多く見られました。
最初にもっとも流行ったのはキジモナカズバを中心としたディスカードマグナでしょう。初手でおけた爆発力が魅力的で、多くの未完成のデッキたちを蹴散らせていました。
直前の生放送でその強さを見せつけたゴルゾン有するブラザータオシンもいくらか見られました。今も研究が進められているアーキタイプですね。
こちらも直前生放送で評価を一転させた天空神。ウェディングブレードのドローと平均打点の高さが魅力で、シェド国民はこぞって試していましたね。
ユニオン使いの間で話題となったのはこのカード。場持ちと爆発力の高さで一定の評価をえました。
ゆむら氏作。キングボーンはユニオンがB1で得た新たな固定パーツだ。
事前評価で非難轟々を食らったこのカードは意外にも大暴れすることはありませんでした。もちろんパワーカードではありますが多くのAOEで解決されてしまうためでしょう。何より最大の理由は……
B1環境最初期の台風の目は間違いなくこのカード。盤面の枠を埋めながらの相手だけ全体確定除去はあまりにも強力で、これによりシェドは環境トップ争いに参加できるようになりました。
急襲からのメタゲーム
やがて急襲メタの研究が進んでいき、対抗手段が多く開発されました。特徴的なものとしてはスタートオーバーの発見があげられるでしょう。このカードをはじめとした多くの急襲メタを積めるマグナが台頭し、コンシェドは一時的になりを潜めることとなりました。
そして次第にA3環境そのままのメイグルユニオンが再び流行しました。これに辟易する人、危機感を覚えた人は多いと思います。
しかしウォールガールを始めとしたユニオンメタカードにより以前のような無敵さはありませんでした。センチネルを中心としたデッキ、特にセンチネルシェドが流行り始めます。
55帯の人誰かこれ触ってくれないかな
— haru (@haru10mm) 2018年2月4日
ライフがちょっと怪しいくらいでたぶんユニオンに強いと思うんだけど、下だと上手い人に当たらないからわからない pic.twitter.com/w7trf37mID
拙作。みんな研究進めだしたきっかけになったと思ってる。
また最初期からある程度使われていたキングママですが、この頃にはマグナやタオシンなどで確定枠に近い扱いを受けるまでになりました。
ゆむら氏作。ミャータンはワンダートラップ対策にもなるためB1環境で再評価されたカードだ。
そして……
アニーコンボ
ガジェッツァンの競売人があってもその先勝てねーけど、蓮華紋は最強。 pic.twitter.com/HQh7tVTuDz
— カエ (@Kae512) 2018年2月7日
カエ氏作。この翌日から急激に研究が進められることとなる。
結構形になってきたんじゃないか?
— haru (@haru10mm) 2018年2月8日
RAPOは自由枠なのでお好きな1コストをどうぞ pic.twitter.com/fUhoXeisQh
拙作。個人的には一番強い形だと思ってる。
突如として現れた、アニーにより強力な盤面を作ったりリーサルを狙うコンボデッキ。構築とプレイの難しさがオタク心をくすぐり、何よりどうやって使うのかと誰もが頭を捻らせていたアニーの雛形が発見されたことにより、その動きの面白さと強さでランクマッチを一色に染め上げました。
まとめ
2/11現在はエモΣが流行しているようで、またユニオン1強環境なのかと危惧する声もよく目にします。ですが、これは残る2つの強国家のマグナとシェドがどちらも(特にシェドが)メタ読みによって初めて構築が完成する国家であるということも一因なのではないでしょうか。
しっかりとメタを読んだ構築のマグナシェドはユニオンと互角以上に戦うことのできる力を持っていると、自分は思います。
またラピスは急襲がもっとも刺さるため今後も厳しい状況が続きそうですが、タオシンはアグロムーブが依然として強く、特にシェドやエモΣに刺さるため完全に消えることはないでしょう。
半年間ユニオンに悩まされてきた村民たちがまたユニオンか……と思うのはしょうがないことだと思いますが、自分はまだまだメタが回ると考えています。
それではこれで終わりにしようと思います。事前評価との答え合わせなども気が向いたら更新します。